ソフトウェアの自由
私たちは自由に基づいたソフトウェア開発を試みております。 ソフトウェアの自由というと、 オープンソースソフトウェアといったフリーなソフトウェアが有名ですが、 私たちは社名にもあるとおり、リベラルなソフトウェアを志向します。
リベラルなソフトウェアとはなんでしょうか。 例えば、自由を制限して、ユーザに選択肢を与えないソフトウェアを考えてみます。 その制限がふさわしいものであれば、ユーザは悩むことなく快適な操作ができるでしょう。 これは、コンピュータがユーザの思考を肩代わりしていると見ることもできます。 コンピュータの正しい利用法のひとつです。
一方、自由を制限せず、ユーザに選択肢を与えるソフトウェアを考えてみます。 その選択肢がふさわしいものであれば、ユーザは創造性を得られます。 家庭にコンピュータが訪れる以前、テレビモニタの映像はただ見るだけのものでした。 しかし、パーソナルコンピュータによってプログラミングという選択を与えられた市民は、 テレビモニタを自分たちの手で操作するという創造性を得ました。 それまで自分たちの手で操作できると思っていなかったものが操作できるようになった 創造的なソフトウェアとして、例えばブログが挙げられます。 ブログはトラックバックの仕組みにより、 インターネット上のコミュニケーションの選択肢を増やしました。 そしてユーザに、新たなコミュニケーションを創造する余地をもたらしました。 自由なソフトウェアはユーザに多くのことを考えさせるかもしれません。 しかしこれは創造的で有意義な悩みです。
自由の制限と自由の解放。 これをソフトウェア開発の軸として捉えることにより、 私たちは本当に人間のためになるソフトウェアを考え、そして生み出してゆきます。
創業者
西村太一
